脆弱性情報データベース「Common Vulnerabilities and Exposures(CVE)」への登録件数からすると、2010年に確認されたソフトウェアの脆弱性は減少したようです。しかし、数が減った一方で、現代のプログラム構造の複雑さを考慮すると何らかの欠陥が生じる可能性は否めず、脆弱性が完全になくなることはないと予測されます。サイバー犯罪者はこのような状況をうまく利用し、脆弱性の存在するコンピュータに不正プログラムを侵入させるのです。 |
脆弱性情報データベース「Common Vulnerabilities and Exposures(CVE)」への登録件数からすると、2010年に確認されたソフトウェアの脆弱性は減少したようです。しかし、数が減った一方で、現代のプログラム構造の複雑さを考慮すると何らかの欠陥が生じる可能性は否めず、脆弱性が完全になくなることはないと予測されます。サイバー犯罪者はこのような状況をうまく利用し、脆弱性の存在するコンピュータに不正プログラムを侵入させるのです。 |
トレンドマイクロは、2011年1月6日、『インターネット脅威年間レポート 2010年度(最終版)』を公開しました。一方、「TrendLabs(トレンドラボ)」が提供する英語ブログ「TrendLabs MALWARE BLOG」にて、グローバルにおける脅威状況の年間レポート(英語情報)が公開されています。
今回から4回にわたって、上記記事をもとに 2010年のグローバルにおける脅威トピックをご紹介していきます。
続きを読むトレンドマイクロでは、ワームをダウンロードするリンクを含んだスパムメールに関する報告を複数確認しています。このワームは、トレンドマイクロの製品では「WORM_MEYLME.B」として検出されます。問題のスパムメールの件名は、「Here you have」。メール本文内には、特定のPDFドキュメントをダウンロードするためのリンクが記載されており、クリックするようにユーザを誘導します。メール本文内に記載されているURLは、以下のいずれかになります。
続きを読む現在、世界を席巻している米Appleの最新スマートフォン「iPhone4」。日本でも、ソフトバンクにより、2010年6月24日発売が開始されました。その後、米国で問題視されている受信問題もどこ吹く風の勢いで、iPhone人気は一向に止む気配はありません。米金融情報サイト「Bloomberg Businessweek」によると、同年4月23日現在、日本のスマートフォン市場におけるiPhoneシェアは72%にも及ぶそうです。
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