トレンドマイクロは、Android OS を搭載した端末(以下、Android 端末)に存在する脆弱性を利用し、ユーザ端末のルート権限を取得しようとする不正アプリを多く確認してきました。2013年6月に確認した「ANDROIDOS_OBAD」は、そのような脆弱性の利用を強化し、さらに高度な活動を行う不正アプリです。この不正アプリは、端末からのアンインストールを回避する機能を実装しており、またさらに他の不正アプリをユーザにわからないようにダウンロードし実行します。
トレンドマイクロ・フォワードルッキングスレットリサーチ(FTR)では、さまざまな調査の過程で、複数の日本の Web ページが改ざん被害に遭っている事実を確認しました。これらはすべて海外のハッカーグループによる、日本を標的としたハクティビズム目的の攻撃と考えられます。攻撃者のハッカーグループは、個人レベルの小規模なものと考えられますが、グループチャットを利用した煽動も行われており、より大規模な攻撃に発展する危険性があります。