2012年10月3日(米国時間)に行われた米国大統領候補者討論会は、多くの人々の注目を集めました。インターネットユーザの間では、バラク・オバマ氏およびミット・ロムニー氏どちらの討論が優勢だったかという議論がいまだに行われています。大統領選挙戦が、11月6日に実施される投票に向けて最後の盛り上がりを迎えようとしていることは明らかであり、最終的にサイバー犯罪者がこの話題に便乗することも疑う余地はありません。
続きを読む「TrendLabs(トレンドラボ)」では、アプリ公式サイト「Google Play」および特定の非公式のアプリ配布サイト上で、Android OS を搭載した端末(以下、Android端末)向けアプリを4つ確認。これらのアプリは、インストールされると、ユーザの承認を得ずに特定の端末情報を入手します。この結果、ユーザは、情報漏えいの被害に遭う可能性があります。今回確認したアプリの1つは、既に Google Play 上からは削除済みですが、非公式のサイト上ではいまだに公開されています。これらのアプリは、2012年11月6日に実施される米国大統領選挙および選挙の2人の候補者、バラク・オバマ氏およびミット・ロムニー氏に便乗して作成されています。なお、ユーザは、これらのアプリを無料でダウンロードすることができます。
続きを読むトレンドマイクロは、2012年8月後半において、Android OS を搭載したモバイル端末(以下、Android端末)向けの人気アプリストアを監視しましたが、これにより「ANDROIDOS_PLANKTON」の亜種として検出されるアプリの数が急増していることが判明しました。
続きを読むトレンドマイクロでは、スマートフォンの急速な普及とともに、Android OS を搭載したモバイル端末(以下、Android端末)を狙う不正プログラムが急増している傾向について、本ブログを通じて、随時報告してきました。
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2012年6月27日~29日にかけて開催された Google の開発者向けイベント「Google I/O 2012 Keynote」によれば、Android OS を搭載した端末(以下、Android端末)用アプリの公式マーケットである「Google Play」に登録されたアプリおよびゲーム数は 60万本を突破したと発表しています。 |
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トレンドマイクロの Forward-looking Threat Research チームの Lion Gu は、「China Education and Research Network Computer Emergency Response Team(CCERT)」に所属する別のリサーチャー達とともに、中国におけるサイバー犯罪のアンダーグラウンドを総合的に調査した結果を含むホワイトペーパー「Investigating China’s Online Underground Economy」を公開。ホワイトペーパーは、1カ月にわたる入念な調査および解析を行った結果から、構造、対象および技術を解説しています(英語版のホワイトペーパーは、カリフォルニア大学サンディエゴ校の国際紛争協力研究所(IGCC)によって公開)。
続きを読むAndroid OS を搭載した端末(以下、Android端末)向け正規のアプリ配信サイト「Google Play」が存在しているにもかかわらず、サイバー犯罪者は、いまだに不正な Android端末向けゲームのアプリケーションを彼ら自身の Webサイトなどで配信しており、ユーザは被害に遭う危険性にさらされ続けているようです。現在、サイバー犯罪者は、Android端末向けゲームの売れ筋をまとめた「ベストセラー – ゲーム」のリストを利用しています。
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