マクロを利用した攻撃は、2000年代初期に猛威を振るい、メリッサウイルスの存在が大々的に報道されたことで多くの悪名をはせました。しかしながら、その後すぐにマクロを利用した攻撃は、脅威の世界から立ち去り始めました。この主な理由の 1つは、Microsoft により実施された不正なマクロファイルに対するセキュリティ対策によるものと考えられます。もう 1つの考えられる理由は、サイバー犯罪者が単純に新たな攻撃手段へと移行したというものです。
しかし、マクロを利用した攻撃は、さらにもう一度、脅威の世界へ戻ってきたかのように見えます。トレンドマイクロは、2014年4月、マクロ有効ファイルを利用した攻撃を確認しました。
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