トレンドマイクロは、2015年3月、フランスのユーザを狙ったスパムメール送信活動を確認しました。この攻撃では、被害者となるユーザの気を引くために、精巧な「おとり」が用いられていました。また、利用されたバックドア型不正プログラム「GootKit」は、通常とは異なるいくつかの技術的な特徴を備えていました。こうした点は、攻撃者がいかによく考え抜いた上で今回の攻撃を実行したかを浮き彫りにしています。
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