先日公開した「2015年第1四半期 セキュリティラウンドアップ」でも言及している通り、身代金要求型不正プログラムである「ランサムウェア」の中でも「Cryptoランサムウェア」が活発化しています。従来型との大きく異なるのが「感染した PC のファイルを暗号化」することです。そして復号のために金銭の支払いを要求します。
続きを読む「TrendLabs(トレンドラボ)」では、2014年1月以降、日本やアジアで人気のメッセンジャーアプリ「LINE」から送信されたように偽装したスパムメールを継続して確認しています。こうしたスパムメールのメッセージ内に記されている URL を誤ってクリックすると、「ID-BBS」という名前の出会い系 Webサイトに誘導されることになります。
続きを読む「Trendlabs(トレンドラボ)」では、2012年10月初旬、Skype経由で拡散するワーム「WORM_DORKBOT」を確認し、「CounterMeasures」上で第一報を報告しています。この「WORM_DORKBOT」は、「NgrBot」とも呼ばれ、Internet Relay Chat(IRC)経由のワーム感染活動でボットネットを構築し、「分散型サービス拒否(DDoS)攻撃」を実行する「IRCボット型のワーム」として、以前から知られていました。2011年には、このワームによる感染が南米地域で報告されており、各インスタントメッセンジャ(IM)やソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を介した感染活動や個人情報収集も、当時確認されました。
続きを読むトレンドマイクロでは、スマートフォンの急速な普及とともに、Android OS を搭載したモバイル端末(以下、Android端末)を狙う不正プログラムが急増している傾向について、本ブログを通じて、随時報告してきました。
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2011年に入り、日本でも注目され始めたソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「Facebook」。同SNSサイトの統計ページによると、世界的に7.5億人以上のアクティブユーザが存在し、その内、半数が毎日ログインしているようです。日本でも、2011年7月11日時点で380万人のユーザが存在し、着実にその数を増やしています。
トレンドマイクロは、今年初め、「2010年を振り返る - 2)使用には要注意! 最も悪用されやすいデバイス/ツールとは?」を発表し、その中で、「2010年に最も危険だったSNS」として、Facebookを挙げました。世界最大のSNSとも言われるFacebookの人気はサイバー犯罪者の「格好の標的」となっており、アンケートを装った金銭目的の詐欺から「KOOBFACE」の拡散など、様々な攻撃が仕掛けられたことがその理由でした。 |
Facebookは、2010年同様、いまだサイバー犯罪者の標的となっているのでしょうか。2011年上半期に確認された攻撃を振り返ってみます。
続きを読む2011年も半年が早くも過ぎ、7月になりました。2011年上半期を振り返ると様々な不正プログラムが確認されてきましたが、注目すべき点は、Android OS 搭載のモバイル端末を狙う不正プログラムの増加でしょう。 |
http://jp.trendmicro.com/jp/threat/security_news/monthlyreport/article/20110706104118.html