Microsoft は、2014年11月の定例セキュリティ情報で、Internet Explorer、Microsoft Office、Microsoft Windows、Microsoft Windows Object Linking and Embedding (OLE) および Microsoft .NET Framework に関する 14件のセキュリティ情報を公開しました。これらのセキュリティ情報のうち 4件について深刻度を「緊急」、8件については「重要」と指定しました。Windows 利用者の皆様は情報を確認の上、速やかにアップデートを行うことを推奨します。
続きを読む2013年5月第1週、米国労働省の Webサイトが改ざんされていたことが確認されました。また、このサイト改ざんから、Internet Explorer(IE)に存在するゼロデイ脆弱性を利用して、不正プログラムを自動的にインストールする、「ドライブバイダウンロード」攻撃への連鎖が行われることも確認しています。
今回確認されたゼロデイ脆弱性は、影響を受けるアプリケーションの範囲がやや限定されており、Microsoft のセキュリティアドバイザリ(英語情報)によると、IE8 のみが対象となります。Windows Vista および Windows 7 の場合、IE9 以上より新しいバージョンに更新することで脆弱性が回避可能です。しかし Windows XP の場合、IE8 が利用可能な最新バージョンとなるため、ゼロデイ脆弱性の影響を受けてしまいます。
続きを読む攻撃者は、企業や政府関連組織を狙う標的型攻撃と思われる攻撃において、再び休暇シーズンのトピックを利用しているようです。「TrendLabs(トレンドラボ)」では、”PROPOSED CHRISTMAS PARTY 2012.doc” というファイル名を持つ検体を確認しました。トレンドマイクロの製品では、このファイルを「TROJ_ARTIEF.RTN」として検出します。この不正プログラムは、実行されると、受信者に正規の文書ファイルであるように思わせる偽ファイルとして ”temp.doc” を作成します。トレンドラボが確認したこの文書ファイルの内容は、まるで特定の政府関係組織の次回クリスマスパーティの招待状であるように見えます。
続きを読む「TrendLabs(トレンドラボ)」では、2012年9月17日現在、Internet Explorer(IE)のバージョン 6、7、8 および 9に影響を及ぼすゼロデイ脆弱性 の解析を行なっています。「HTML_EXPDROP.II」として検出される問題のエクスプロイトは、「<省略>.<省略>.104.149」に組み込まれていることが確認されています。なお、この不正なサーバーは、8月30日に報告された Java に存在するゼロデイ脆弱性もホストしています。
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